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内蒙古農業大学

現地調査日:2007/06/14


6.コメント

以下、07/06/14執筆
●フフホト市中心部に程近い総合大学。

●内蒙古自治区はその名の通り蒙古族が住む自治区であり、モンゴル国と国境を接している。自治区の公用語は中国語とモンゴル語であり、商店の看板なども中国語とモンゴル語が併記されている他、バスの車内アナウンスも両言語で行われる。

●ところが2,300万の自治区人口のうち蒙古族は423万人で、全体の18%に過ぎない。街中で聞こえる言葉も普通の中国語の方が多い。もちろん蒙古族も中国語が話せる。

●訛りはまったくないとは言わないが、気になるほどではない。もともとモンゴル語という中国語と文字も文法もまったく異なる言語圏に、中国語が移入されたので、かえって比較的キレイな標準語なのかもしれない。

●カリキュラム自体はいたって普通のもので、際立った特徴はない。

●特筆すべき点として、学費が非常に安い。週18コマの授業で半年の学費がわずか4,000元である。これは北京、上海など都市圏の大学の半分である。

●また、寮の条件も非常に良い。バストイレ、リビング、キッチンがついた2LDKタイプで、1学期6,000元である。最大4人まで住めるが、これを2人で使うと1人3,000元、実住5ヶ月として1日あたり20元。仮に1人で占有しても40元と格安である。大都市圏では80元出しても8畳程度の1部屋を1人で使える程度だが、ここでは40元で2LDKを一人で独占できる。

●部屋にエアコンがないが、湿度が低いためそれほど暑さは感じないとのこと。取材時は6月中旬だったが、日中は日差しが強くてもあまり汗をかくこともなく、それほど暑くは感じなかった。朝晩は肌寒いくらいであった。

●各部屋でインターネットを使うことができないため、学校近所のネットバーに出向く必要がある。1時間あたり2元と安いが、不便であることは間違いない。今後の大学側の善処を期待したい。

●キレイな日本語を話せるスタッフがいるので、ゼロスタートの留学生にとっては安心できるだろう。

●この大学は学生の60%を蒙古族が占める。若い世代なのでモンゴル語を話すことはできても読み書きができないという学生もいないではないが、彼らと交流することでモンゴルの文化や風習に触れることもできるだろう。


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